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「なめらかな社会」というオルタナティブな未来への実験:鈴木 健──特集「THE WORLD IN 2023」

Web3を牽引する分散的なテクノロジーは貨幣や選挙、国家など既存の枠組みを更新する可能性を秘めている。そのポテンシャルを引き出すために必要なのは、実験と問いの精神だと鈴木健は言う。

不適切なコンテンツの監視を巡り混迷するツイッターと、結果的に“素晴らしい”ものに見えてきたメタの取り組み

Facebookの不適切なコンテンツを監視すべく設けられた独立機関「監督委員会」が、メタ・プラットフォームズに抜本的な改善を求める報告書を発表した。皮肉にもメタは、混乱するツイッターより結果的に優れた解決策を示したのではないか──。『WIRED』US版エディター・アット・ラージ(編集主幹)のスティーヴン・レヴィによる考察。

常にオンラインでいる生活と、その“代償”の大きさについて考える

ソーシャルメディアで常にオンラインの状況にいると、慢性的なストレス要因になる可能性がある。こうした状況から身を守るためにも、そろそろ何らかの予防的な措置が必要かもしれない。

経口抗ウイルス薬「パクスロビド」が後遺症治療に有効か:新型コロナウイルスと世界のいま(2022年11月)

世界の多くの国々が感染拡大防止の規制のない冬を迎えた11月。医学界では後遺症の有無を調べるバイオマーカーに関する研究や、後遺症に対する経口抗ウイルス薬「パクスロビド」の有効性を調べる臨床試験が進んでいる。これらの最新情報と共に、この1カ月の新型コロナウイルスに関する動きを振り返る。

ゲームが世界をのみ込む:雑誌『WIRED』日本版VOL.46の発売に際して、編集長から読者の皆さんへ

10年ぶりのゲーム特集となる雑誌『WIRED』日本版VOL.46が発売された。「GAMING THE MULTIVERSE」というタイトルに込められた意図とは何か──拡張するゲームと世界を「Realities(現実の複数形)」から読み解く編集長・松島倫明の巻頭エディターズレター。

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音楽家が自らの声の“AIクローン”を作成、「アーティストの権利」を守るための新たな挑戦

コンピューター・ミュージシャンとして活動するベルリンのアーティストが、自らの声で歌う“声のクローン”をつくり上げた。ジェネレーティブAIの台頭に対する警告であると同時に、アーティストが自らの手で自身の権利を守れる可能性を示すことが狙いだ。

温暖化による永久凍土の融解で“眠れるウイルス”が放出され、新たな感染拡大を招く危険性が生じている

気候変動による温暖化で北極圏の永久凍土が融解すると、ウイルスが放出されて新たな感染拡大を招く危険性がある。結果としてウイルスが元の宿主から新たな宿主へと移動する「スピルオーバー」が誘発される可能性について、このほどカナダの研究チームが明らかにした。

ビジネスの豪腕とデザインの天才はなぜ社内離婚したのか:アップル繁栄の内幕『AFTER STEVE アフター・スティーブ』を読む

ジョブズ亡き後のアップルを託された業務執行人ティム・クックと芸術家ジョナサン・アイブは、その帝国の繁栄を盤石にした一方で、決してわかり合うことのない衝突によって決裂へと至る──待望の邦訳版『AFTER STEVE アフター・スティーブ』から。

スター・トレックのゲーム「Star Trek Prodigy:スーパーノヴァ」は、“タイアップゲームはつまらない”という呪縛を解き放った

スター・トレックのアニメシリーズに基づくゲーム「Star Trek Prodigy:スーパーノヴァ」。映画やテレビシリーズに基づくタイアップゲームは「つまらない」という評価になりがちだが、このゲームはまるで本当にアニメの世界で起きたストーリーのように感じられる。

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CULTURE

HACKは定義され続ける:CREATIVE HACK AWARD 2022授賞式レポート

「既成概念を打ち砕く(=ハックする) 」をテーマに『WIRED』日本版が主催する次世代クリエイターのためのアワード「CREATIVE HACK AWARD」。記念すべき10回目の開催となった2022年は、世界各地からの参加者をつないだデジタルとフィジカルのハイブリッドで授賞式が開催された。

インディーゲームの世界では、愛らしい“動物の主人公”が2022年の話題を席巻した

迷子のネコ、悪魔のような子ヒツジ、かわいいキツネ──。インディーゲームの世界では2022年、プレイヤーが動物になって冒険するゲームがいくつも話題になった。いったい、なぜなのだろうか?

イーロン・マスクに買収されたツイッターの行方:2022年11月に最も読まれた10本のストーリー

この11月に公開された記事を中心に、「WIRED.jp」で最も読まれた10本のストーリーを紹介する。イーロン・マスクによって買収されたツイッターに関する話題を中心に、この1カ月の動きを振り返る。

世界の都市が公共交通機関を無料にしたい理由:SZ MEMBERSHIPで最も読まれた5記事(2022年11月)

『WIRED』日本版の会員サービス「SZ MEMBERSHIP」では2022年11月、「SPACE」「SZ 3rd Anniversary」「CITY」「ART」をテーマとした記事を掲載した。そのなかから、公共交通機関の無料化がもたらす恩恵や、地球観測衛星ランドサットの半世紀にわたる活動記録など、最も読まれた5本のストーリーを紹介する。

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12月1日の23:59まで開催中のAmazonブラックフライデー。そのラインナップには、『WIRED』日本版スタッフが「買ってよかった」とおすすめしたい製品も揃っている。お得なプライスで購入できるプロダクトを、推薦コメントと併せて紹介しよう。

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配車サービスが目指した「クルマを所有しない社会」は実現困難? マイカー保有の支援へと舵を切ったLyftの意図

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FTX破綻の影響が、ドミノ倒しで暗号資産の業界に拡大し始めた

経営難に陥っていた暗号資産取引所のFTXが経営破綻した影響で、暗号資産の業界で重要な位置を占めるGenesis Global Capitalの融資部門が顧客の資産の引き出しを停止した。同社が破綻すればさらに業界に打撃を与え、ほかの会社にも影響が及ぶ可能性がある。

中国で巻き起こった「ゼロコロナ政策」の抗議活動は、デジタルツールの威力を改めて証明した

中国政府が掲げる「ゼロコロナ政策」に抗議すべく、中国の国民たちが立ち上がった。街頭やオンラインで繰り広げられた抗議活動は、ソーシャルメディアなどのデジタルツールによる情報拡散と団結の力を改めて証明している。

ガソリン車の新車販売の禁止だけでは、気候変動を止められない

ガソリン車の新車販売を2035年までに禁止する案を、このほどカリフォルニア州当局が承認した。これだけでも相当量の排気ガスを削減できるが、気候変動を止めるには街の再構築や公共交通機関の充実など、クルマに依存しない生活様式へと変えていく必要がある。

ダイソンのヘッドフォン&空気清浄機「Dyson Zone」は2023年発売。そのファーストインプレッションから見えてきたこと

空気清浄機とワイヤレスヘッドフォンを一体化させた「Dyson Zone」を、ダイソンが2023年1月から中国を皮切りに発売する。いかにもダイソンらしい挑戦の成果は、いかなるものか。公開された機能とスペックの詳細、ファーストインプレッションをお届けしよう。

アマゾンが医療サービスを強化、遠隔医療への“再参入”で高まるプライバシーへの懸念

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新曲をリアルな位置情報と連動、インディーロックバンドによる“体験型”のアルバムリリースが目指していること

過去にライブを実施した会場の位置情報と新曲を連動させる試みを、米国のインディーロックバンドのDeath Cab for Cutieが新作アルバムの公開に合わせて実施した。コロナ禍を経た音楽業界を盛り上げ、人々に再びライブを体験することの楽しさを思い出してもらう狙いだ。

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M2搭載の「MacBook Air」はゲームに最適? Apple Arcadeからクラウドゲーム、Mac用まで試してみた結果

アップルはMacがゲームにも適したハードウェアになりつつあると主張している。それはどこまで真実なのか、M2チップを搭載した「MacBook Air」で試してみた。

ビットコインの匿名性か暴かれた瞬間、今月注目のストーリー:SNEAK PEEKS at SZ MEMBERSHIP(2022年12月)

未来を実装するメディア『WIRED』日本版の実験区である「SZメンバーシップ」で会員向けにお届けする12月各週の記事のテーマは、「CLIMATE CRISIS」「BITCOIN」「THE WORLD IN 2023」だ。そのなかから注目のストーリーを紹介する。
Death Drive

警察による“殺人ロボット”の利用が可能に、サンフランシスコ市の新ルールが波紋

殺傷能力のあるロボットを警察が有事に利用できる新たな行政規則を、サンフランシスコ市が導入した。これに対して人権団体や市民、警察の暴行事件を扱う専門家からは、特に有色人種コミュニティなどの弱者の抑圧につながりかねないと反対の声が上がっている。

新たなフードシステムの共創に、世界の叡智が結集した日:「SKS JAPAN 2022」から生まれたネクストステップ

食に関する社会課題の解決と多様な価値の開花を目指す「SKS JAPAN 2022」が開催された。Tea Tourismを掲げた佐賀県嬉野地域にみるローカルな事例から、食のニーズの変化や分散化の可能性という大きな動きまで、ネクストアクションのヒントと実装の舞台が提示された。

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世界最大のポルノサイト「Pornhub」の英国版で、児童ポルノの検索を妨げてユーザーを支援へと誘導するチャットボットが導入された。その有効性がポルノサイトで認識されたら、SNSやゲームプラットフォームにも応用されるかもしれない。

もはや“歌うシンセサイザー”! カシオ「CT-S1000V」は、誰もが使い続けられる高い機能性を備えている:製品レビュー

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再生可能エネルギーを、サハラ砂漠から英国へと“輸送”する計画が動き出す

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夜になると体の痛みが増す原因は? 実は「体内時計」が大きく影響していた:研究結果

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