Japan 公式ブログ
Google の企業向けソリューションに関する公式な情報やユーザーの事例などを、いち早く皆さんにお届けします。
Google Maps API の標準プランを改定しました
2016年7月8日金曜日
[この記事は Ken Hoetmer, Product Manager, Google Maps APIs による Geo Developers Blog の記事 "
Building for Scale: Updates to Google Maps APIs Standard Plan
" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。]
ある開発者が最初に Google マップ のリバース エンジニアリングを行ってから 11 年が経ちました。今や位置情報を活用したアプリやウェブサイトの数は 300 万を超え、そこから毎日数十億件のリクエストが生成されています。これらはすべて Google Maps APIs によって実現されています。
Lyft
のような勢いのあるベンチャー企業をはじめとして、
意欲的なプロジェクト
や、さらには
公共サービス
での活用に至るまで、地図と位置データが持つ力には、開発者の創造力次第で無限の可能性があります。
この 10 年でインターネットの世界はデスクトップ PC からモバイルデバイスへと大きく様変わりし、それを受けて Google のサービスも進化を遂げ、開発者とユーザーのニーズに対応してきました。デバイスの増加はすなわちリクエストの急激な増加であり、世界中の何億人ものユーザーがインターネットにアクセスしようとしているのが現状です。こうした背景を鑑みて、Google は Google Maps APIs の
標準プラン
の使用制限と価格を一部改定し、よりシンプルで統一性のある内容にいたしました。
2016 年 6 月 22 日(米国時間)、Google Maps APIs の標準プランについて、以下の点を変更いたしました。
キーレス アクセス(API キーが含まれていないリクエスト)はサポート対象外となります。今後のプロダクト アップデートは、
API キーを使ったリクエスト
のみが対象となります。API キーが分かれば、Google は必要に応じて開発者の方に連絡を取ることができるようになり、また、正常に動作していない実装も発見しやすくなります。
Google Maps JavaScript API、Static Maps API、Street View Image API の新たな実装に対し、マップ ロードは 1 日あたり 25,000 件まで無料とします。また、これらの API に関しては、これまで存在していた連続 90 日間という猶予期間を 2016 年 10 月 12 日をもって廃止します。この変更により、開発者の皆様は将来的な増加計画を立てられるようになります。
Google Maps JavaScript API、Static Maps API、Street View Image API について、購入できる 1 日あたりのマップ ロードの上限を 1,000,000 から 100,000 リクエスト(API あたり)に減らしました(注)。使用量が多い場合は、テクニカル サポートとサービス レベル契約が含まれる
プレミアム プラン ライセンス
をお選びください。また、この変更により、マップとウェブ サービス API の全体を通して、標準プランの割当量が統一されることになります。
関連するウェブ サービス API の 1 日の使用制限に関して、Google Maps JavaScript API クライアント側リクエスト数が集計されるようになります(注)。
以上の変更点は、2016 年 6 月 22 日以降に作成されたすべての Maps API 実装に対して即時適用されます。
既存のアプリケーションについては、現在の使用量に基づいて適用除外とし、今後も引き続き機能できるようにいたします。また、使用量の増加パターンに基づいて、今後影響があると思われる既存の API キー ユーザーの皆様にはこちらから連絡をさせていただきます。すでに利用されている皆様は、こちらの
標準プランのポリシー改定の概要(英語)
をご一読いただき、今回の改定によってアプリケーションにどのような影響がおよぶのかをご確認ください。
(注)2016 年 6 月 22 日以前に新しい割当量を超過していた実装については、
例外
の適用対象となる場合があります。
Google Atmosphere Tokyo 2016 開催レポート
2016年7月5日火曜日
「『働く』に、無限の可能性を。Smart. Modern. Secure.」をテーマに二日間にわたって開催された Google Atmosphere Tokyo 2016 。おかげさまで、今年も過去最高の動員数を記録し、イベントは大盛況のうちに幕を閉じました。ご多忙の中ご来場いただいた皆さま、イベントをご支援いただいたパートナー企業の皆さま、誠にありがとうございました。
初日の基調講演
(Youtube
JP
/
ENG
)
は、
『無限の可能性を秘めたプラットフォームを開眼する』
をテーマに、Google Apps for Work を日頃ご活用いただいている企業のお客様を筆頭に、Google Inc. シニア バイス プレジデント の ダイアン グリーンなど多数のスピーカーが登壇。Google のセキュアなプラットフォームとスマートなテクノロジーが人々をシームレスにつなぎ、モダンなワークスタイルを実現するさまを、チェンジマネジメントや Women Will などの実例を交えてご紹介しました。また、エンジニアリング担当 バイスプレジデント プラバッカー・ラガバンからは、Google の検索と AI (人工知能) の技術でスマートに働く手法を紹介。Google Apps 内の情報を素早く横断的に検索し、必要な情報をプッシュ型で提供することで業務生産性を飛躍的に高める
Google Springboard
についての発表
も行いました。
二日目の基調講演
(Youtube
JP
/
ENG
)
は、
『製品、そして、人。あなたのビジネスにもたらす価値に出会う』
をテーマに、ユーザー企業のお客様をはじめ多数のスピーカーが登壇。セキュリティ担当ディレクター の エラン ファイゲンバームからは、クラウドでのセキュリティとプライバシーのコントロールについて、Google Apps の DLP (データ損失防止)のデモを交えて紹介。クラウドから生まれた Google Apps ならではの、セキュリティがシステムに組み込まれている有用性について語りました。さらに、Google Cloud Platform プロダクトマネージャー の ロブ クラフト からは、機械学習がビジネスの革新にどう役立つかを、Cloud Vision API(画像認識)や Cloud Speech API のデモを交えて説明しました。
二日間の基調講演を通して、総勢 21 名のスピーカーが登壇し、スマートなテクノロジーの力で、これからの社会が、私たちの働き方が変わっていくさまをリレー形式でお伝えしました。
基調講演の他にも、2 日間で 55 種類にも及ぶブレイクアウトセッションが実施され、各セッション会場はスピーカーの話に熱心に耳を傾けるお客様で埋め尽くされました。
(
当日の様子@ 公式 Twitter
)
また、今年初めての取り組みとして、最新のテクノロジーを用いた体験型のセッションや展示も行われ、多くのお客様にお楽しみいただくことができました。その中からいくつかをピックアップしてご紹介します。
スマイルコンテスト
- Google Cloud Vision API を活用した スマイルコンテストをブースとアプリで開催。大変多くの方にご参加いただき、受賞者を Atmosphere NIGHT にて発表しました。
リアル脱出ゲーム
- 次々と立ちはだかる謎を、Google Apps、Google 翻訳、Chromebook、 Nexus タブレットを使って解き明かし、チームで脱出成功を目指すゲームで、新しいコラボレーションの形や働き方を体感いただきました。参加者からは「短時間でツールの効率性や利便性を楽しく体感することができて非常によかった。チームワーク・情報共有の大切さを実感した」といった声も頂戴しました。
Atmosphere Cafe
- Hills Cafe を舞台に、Atmosphere 参加者のみならず一般のお客様も休憩しながら Google のテクノロジーを体験いただけるスペースを作りました。店内の各テーブルには、Android Phone と Android Wear が用意され、Android Wear から ハングアウトでオーダーすると、Android スイーツセットをプレゼントする企画は大盛況。また Android スマートフォン の Drive フォトギャラリーから、Atmosphere の各会場で撮影している写真をリアルタイムでお楽しみいただきました。
Atmosphere Tokyo NIGHT
- 最終日の夜には、イベントを締めくくる Atmosphere Tokyo NIGHT が行われました。コラボレーションをテーマにしたパーティーでは、Google の社員が部門を越えてコラボレーションし、バンド演奏やダンス、ムービーやメディアアートを披露。夜にもかかわらず、非常に多くのお客様にご来場いただき、お客様・パートナー様とともに、イベントの最後を締めくくることができました。
二日間のイベントを共に盛り上げてくださったお客様・パートナーの皆さまに心より感謝いたします。今後も、
「『働く』に、無限の可能性を。」
をテーマに、 Google エンタープライズチーム一同、邁進してまいります。どうぞご期待ください。
おしえて!あっぷす先生:2016 年 初夏の壁紙プレゼント
2016年6月30日木曜日
みなさん、こんにちは。
先日
Google Atmosphere Tokyo 2016
が六本木ヒルズで開催され、【「働く」に、無限の可能性を。 Smart. Modern. Secure.】のテーマのもと、2 日間にわたりさまざまなセッションが行われました。会場には多くの方が訪れ、両日とも大変な盛況でした。
わたくしあっぷすも、このイベントを通じ、あらためて
Google Apps
という最新のテクノロジーツールを使用して働くことを考えました。いろんな端末からコンテンツにアクセスして編集できたり、テキストやビデオ通話で、別の場所にいるメンバーとコミュニケーションをとったり。クラウド環境に慣れてしまうと当たり前になってしまいますが、場所や時間の制約から解放されることによって得られる、プロダクティビティへの効果は計り知れません。
もっと多くの方に、クラウドを活用して働くことで、無限の可能性を感じて欲しい!と、あらためて強く願う、あっぷすでした。
さあ!2016 年も折り返し地点です。恒例化してまいりましたが、カレンダー付きの壁紙をご用意しています。ダウンロードして、ぜひご活用ください!
あっぷす
2016 年 夏
壁紙ダウンロード:
パソコン用
|
スマートフォン用
あっぷす先生コーナーで取り上げるテーマを募集します!
Google Apps の便利な使い方、ぜひこれは広めたい!という機能など、下記フォームからぜひ投稿してください!
「おしえて!あっぷす先生」 応募フォーム
あっぷす先生とは?
あっぷす先生は、クラウド型グループウェア Google Apps for Work(グーグルアップス)をこよなく愛する Apps ユーザーの一人。ツール機能を使いこなすことから、ついたあだ名が「あっぷす先生」。Google にも認められ、Google for Work 公式ブログで Google Apps の活用術を発信中。
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あっぷす先生ってどんな人? 詳しくは
こちら
あっぷす先生の過去ブログの記事は
#あっぷす先生
から
Google Apps for Work 公式サイト
>>
あっぷす先生の入門講座
4 つの新しい教育者向けツールの提供開始について
2016年6月29日水曜日
Posted by ジョナサン・ロッチェル Google for Education 製品担当責任者
教育者には、優れたコミュニケーション、共同作業、創造力、そして批判的思考法が求められます。そうした力は生徒たちに力を与え、未来のリーダーを生み出しています。そして、教育現場においてテクノロジーが不可欠になるにつれ、教育者の役割はより一層重要性を増しています。
日常のヒーローとも呼べる存在である先生がクラスで Google を活用し、生徒たちの能力を引き出すことができるよう、 4 つの新しいツールが登場しました。
Expeditions アプリで授業に活気を
2015 年 9 月に Expeditions Pioneer プログラムのベータ版が提供開始されて以来、11 カ国の
100 万人を超す学生
が 200 を超えるバーチャルツアーを体験しています。このExpeditions アプリがどなたでも利用できようになりました。
Expeditions アプリ
を利用するデバイスにダウンロードして、クラスがどの国に出かけるかを選ぶだけです。まずはAndroid 版アプリでご利用いただけます。iPhone および iPad アプリは近日中に登場する予定です。
Google カードボードや 2D モードを使えば、Expeditions アプリはお手持ちのデバイスで利用いただけます。また、Google では、キットの提供を希望する Google パートナーへ、その仕様の公開も行います。数台の Android デバイスを使って、グループごとに
ガイドツアー
を行うこともできます。
Google Cast for Education で学生が中心の授業を
共同作業は、生徒たちの力を伸ばす大きな鍵です。ワイヤレスのスクリーン共有は、昨年教育現場から最も多く上がった要望のひとつでした。本日 Chrome アプリとして登場する Google Cast for Education を使えば、クラス内のどこにいても先生と生徒がワイヤレスで画面を共有することができます。
Cast for Education は、学校における利用を念頭に開発されました。複雑な学校内のネットワークにおいても動画や音声を送ることができ、学校用の管理機能が組み込まれています。
Google Classroom
に統合されているため、生徒を簡単に招待することができます。また、アプリは教師が使用しているコンピューターで使うことができるため、新しいハードウェアを用意する必要はありません。Cast for Education アプリをプロジェクターに接続されたコンピューターで使い、生徒たちには Chrome 内蔵の Google Cast 機能で画面を共有できます。
Teacher view
Student view
Google Forms の Quizzes で素早い採点を
素早く採点をすることで、生徒は学び、先生は教えることに集中できます。Google Form の Quizzes を使えば、選択解答のテスト結果を自動的に集計することができます。採点に使う時間が減ることで、先生はより多くの時間を実際の授業に使えます。
Forms では、正しい回答を示したり、参考文献、ウェブサイト、動画などを添付することもできるため、生徒は学習の向上に必要なフィードバックを素早く得ることができます。さらに、生徒たちの理解度をその場で知ることができ、先生はどの授業をより掘り下げるか、次に何を教えるかなどといった判断を下すこもできます。また、教育現場からの要望を受け、生徒がレスポンスを自分の端末に送れないよう、先生側から制限をかける機能も備わっています。
Infoxchange の取り組み ― Google Maps でオーストラリアのホームレスを支援
2016年6月29日水曜日
[この記事は「Mapping a Better World」シリーズの 5 回目となる投稿です。今回のゲスト投稿者は
Infoxchange
でプロダクトマネジャーを務める Diana Brown 氏 による Google for Work Official Blog の記事 "
How Infoxchange and Google Maps are empowering Australia’s homeless
" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。]
Infoxchange はオーストラリアで
Ask Izzy
というモバイルアプリを手がけており、このアプリは、ホームレスの人々が生きていくうえで不可欠なサービス(寝泊りする場所や食事など)を受けるための仲介役を果たしています。Infoxchange は 1989 年にメルボルンの一角にあるガレージで産声をあげた団体です。
自分がホームレスになるなんて、だれも夢にも思っていないはずです。しかし、いったんホームレスの状態に陥ると、それまで当たり前だったものが手に入らなくなります。水や、寝泊りできる場所、あるいは医薬品など。それなくしては生きていけないにもかかわらず、雨風をしのげる家があるときは特に気にも留めないもの。ホームレス暮らしの人々にとって、こういった資源のありかを知ることは死活問題であり、それを実際に確保するため、毎日のように苦労しなければならないのです。
Ask Izzy の開発に携わった元ホームレスの男性と、その話を聞く Malcolm Turnbull 首相。隣は Lucy 夫人。
オーストラリアでは 200 人に 1 人がホームレスと言われています。ですがその 80% はスマートフォンを持っています。そこでスマートフォンが基本的な資源を手に入れるためのライフラインになるかもしれないと気がついたのです。今いる場所の近くで食事や寝泊りできる場所など、具体的なサービスに関するリアルタイムな情報を提供できるのではと思ったのです。Ask Izzy というアプリのアイデアは、そんな気づきから生まれました。
Ask Izzy は、ホームレスの人々が近場で受けられる生きていくうえで不可欠なサービスの情報を提供しています。提供数は 350,000 件にのぼり、寝泊まりできる場所、食事、注射器の針の交換、雇用といったものから、Wi-Fi や充電器などが使える施設といったテクノロジー的なもの、さらには法律・金銭的なアドバイスまで、その内容も多岐にわたります。こうしたことができるのは
Google Maps API
のおかげです。ユーザーに具体的な行き先やサービスを提案する機能もあり、これは
Places API
の働きによるものです。目当てのサービスまでの距離を表示する機能には
Distance Matrix API
が活かされており、乗り換え案内の提供に関しては
Directions API
が使われています。
当団体はホームレスの境遇から抜け出した人々と密に連携し、ホームレスの具体的なニーズを把握するとともに、資源への最大限のアクセスを提供することを目指しています。また、こうした具体的なニーズを満たすサービスを提供する企業や団体とも協力して活動を行っています。
Ask Izzy で得られる恩恵は、いずれも、パートナーがいなければ成り立ちません。私たちはこうしたパートナーの誇る最先端のテクノロジーを頼りに日々の活動を行っています。事業を通してパートナーとの関係が発展していくのはもちろんのこと、私たちがユーザーのニーズに対してできることが増えるのを心から楽しみにしています。
Google Maps APIs を利用した、スピーディなオンデマンド駐車サービス
2016年6月28日火曜日
[この記事は英国を拠点とする自動車の駐車サービス企業、
Vallie
の共同設立者である Nash Islam 氏による Google for Work Official Blog の記事 "
Vallie helps Londoners get on-demand valet parking fast, using Google Maps APIs
" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。]
ロンドンでオンデマンドの駐車サービスを立ち上げた Vallie 社は Google Maps をどのように活用したのでしょうか。
Vallie のアイデアは、大勢のロンドンっ子が抱える悩みから生まれました。ロンドンは世界有数の大都市であると同時に、交通渋滞のひどさも世界ワーストクラスで、車を停められる駐車場を確保するのが大変です。
Daily Telegraph 誌のレポート
によると、ロンドンの住民が駐車スペースを見つけるのにかかる時間は平均して 20 分。すなわち、一生のうち最大 106 日分を車を停められる場所探しに費やしていることになるわけです。
Vallie のアプリを利用するユーザーは、1 時間当たり 5 ポンド(1 日最大 25 ポンド)を支払えば、ロンドン都心部の任意の場所に車を乗り捨てることができます。車を降りて、Vallie のドライバーに鍵を渡せば手続きは完了です。あとは彼らが安全な民間駐車場に車を停めてくれます。帰りは、Vallie 社のサービス対象地域ならどこでも 20 分以内に、Vallie のドライバーが車を返してくれます。Vallie 社のサービスは駐車に留まらず、他にも電気自動車の充電、洗車、車両検査サービスなども手がけており、希望するユーザーにこうした追加サービスを提供しています。
マッピング機能は、当社のオンデマンド配車サービスが拠って立つ基盤ともいえるものなので、常々クオリティの高い地図サービスに投資したいと考えていました。いろいろと検討した結果、 Google Maps API を採用することに決めました。その理由は、Vallie 社のプラットフォームの隅から隅まで、どこをとっても一貫した地図サービスを提供できること、そして経路表示や位置データの精度がきわめて高いことでした。これを受け、Google for Work のプレミアパートナーである Ancoris 社と提携し、ライセンスの取得や API の組み込み全般に協力してもらいました。また、Google のサポートチームを迎え、効率的な実装ができるように手伝ってもらいました。
ユーザーは Vallie のアプリを通して車の回収・返却をリクエストします。Vallie のドライバーも専用のアプリを持っており、顧客との待ち合わせ場所や、車を停める場所の指示を受けます。ユーザー向けのアプリも従業員向けのアプリも、iOS 版は
Google Maps SDK for iOS
で、Android 版は
Google Maps Android API
で作成しました。また、オンライン予約システムは
Google Maps JavaScript API
で動いています。
様々な Google Maps API がこのサービスの中核を構成しています。建物の名前や待ち合わせに適したスポットの表示には
Google Places API
を利用しています。ユーザーも Vallie のドライバーも、この機能には助けられていると思います。予想到着時間の表示には
Google Maps Directions API
を使っています。最後に、
Google Maps Distance Matrix API
により、最寄りの担当者や駐車場までの距離を算出する機能を実現しており、ユーザーの待ち時間を大幅に短縮することができました。
ロンドンの都心部だけでなく、将来的にはロンドン郊外への進出も計画しています。その次は英国全土、さらには欧州全域も視野に入れています。サービス面では車両の保守点検サービスを拡大したいと考えており、今よりもスマートで、より効果的な駐車サービスを実現していきたいと思います。もっとも、Vallie がどれだけ成長しようと、根本の部分は変わりません。ユーザーの皆様に提供する、ハイクオリティーな駐車・配車サービスは、これから先も Google Maps APIs に支えられていくことでしょう。
企業のセキュリティをより強固にする「鍵」
2016年6月24日金曜日
エラン ファイゲンバーム、Google for Work セキュリティ担当ディレクター
先日開催された Google の企業向け基幹イベントである Atmosphere Tokyo 2016 では、多くの企業のセキュリティ担当や IT リーダーから貴重な意見をいただきました。議論されたセキュリティに関する課題は、まさに、Google が直面しているものです。Google では、サービス提供を開始した当初からセキュリティを命題として、16 年以上の歳月をかけて世界で最も先進的なインフラストラクチャを開発しました。 この強固な基盤と Google 独自のイノベーションの組み合わせにより、お客さまのビジネスの安全性とセキュリティを担保し、脅威から守っています。
今回の私の講演では、Google ならびに高度なセキュリティを必要とする企業を守り、データの安全性を支える革新的なセキュリティキーを紹介しました。 パスワードは、想像されやすく、なりすましによる盗難、フィッシングのリスクもあります。しかし、パスワードに加え、セキュリティキーを 2 つ目の認証方法として利用すれば、エンタープライズの要望に即した安全性を提供し、アカウントをより安全に守ってくれます。
企業や個人の利用において、大切な資産であるデータを安全に守る、2 段階認証システムをより手軽に利用いただけます。 Google Apps 管理コンソールでは、IT 管理者が簡単に効率的にご利用いただけるよう、セキュリティキーを管理するツールもすでに提供されています。
このたび、セキュリティーキーを製造するパートナーである Yubico から購入いただく場合には、50% のディスカウントを提供します。
今回のディスカウントは、日本を含む各国で提供されます(
英語サイト
からのご購入となります)。セキュリティキーの利用により、2015 年には、ログイン情報の盗難を 4 分の 3 に減らすことができました。この機会にセキュリティキーをご利用いただき、皆さまと一緒により安全なウェブを築いていけたら幸いです。
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